鍼灸の鍼について

投稿日: 2025/10/01

🔹鍼灸整骨院で使用する鍼について

当院で使用する鍼は、医療現場でも用いられる ディスポーザブル鍼(使い捨て鍼) です。
すべて滅菌済みで個包装されており、施術ごとに新品を使用するため、感染症のリスクはありません。

鍼の材質
主にステンレス製を使用していますが、鍼には他に「金鍼」や「銀鍼」なども存在します。

  • ステンレス鍼:強度と安定性が高く、最も一般的。
  • 銀鍼:柔らかい刺激で、慢性症状や体力の低下している方に使用されることもある。
  • 金鍼:まろやかで持続的な刺激が特徴。

鍼の太さ・長さ
太さは 0.12mm~0.20mm前後(髪の毛程度の細さ)が主流です。
長さは 15mm~60mm 程度を使い分け、浅い経穴には短鍼、深部の筋緊張には長鍼を選択します。

刺入方法(管鍼法)
日本の鍼灸では、独自の「管鍼法」を採用しています。
これは鍼を細い筒(鍼管)に通して皮膚に当て、上から軽く叩くことで鍼先がスムーズに刺入される方法です。
この手技により、痛みをほとんど感じずに鍼を打つことが可能になります。

鍼の作用
鍼刺激は局所だけでなく神経や血流を介して全身に影響します。

  • 筋緊張の緩和と血流促進
  • 自律神経の調整(交感神経・副交感神経のバランス改善)
  • 内臓機能の反射的な調整作用
  • 痛みを抑えるエンドルフィン分泌促進

その結果、肩こり・腰痛・頭痛・不眠・自律神経失調・内臓不調など、幅広い症状に有効とされています。

「鍼は痛そう」「衛生面が不安」というイメージを持たれる方も少なくありませんが、実際には非常に細く安全性の高い医療器具です。
安心して受けていただけるよう、当院では衛生管理と施術技術の両面を徹底しています。

🔹 四ツ谷鍼灸整骨院:四ツ谷駅から徒歩1分
📞 [電話番号]:03-6380-1765
📍160-0004 東京都新宿区四谷1-9-16 三宅ビル3階
🕘 営業時間:[営業時間] 10:00~20:30(最終受付)