脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニア・すべり症の違いと治療法

投稿日: 2025/12/23

【脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニア・すべり症の違いと治療法】

腰や足のしびれ・痛みで病院を受診すると
「脊柱管狭窄症」「椎間板ヘルニア」「すべり症」
と診断されることがありますが、これらは原因や症状の出方が異なる疾患です。


■ 脊柱管狭窄症

原因
加齢や姿勢不良などにより、背骨の中を通る神経の通り道(脊柱管)が狭くなり、神経を圧迫する状態です。

主な症状
・歩くと足がしびれる、痛くなる
・少し休むと楽になる(間欠性跛行)
・前かがみになると症状が軽減する

治療
鍼灸・手技療法により
・神経周囲の筋緊張を緩和
・骨盤や背骨のバランス調整
・血流改善による神経症状の軽減
を行い、歩行や日常生活の負担を減らします。


■ 椎間板ヘルニア

原因
背骨のクッションである椎間板が飛び出し、神経を圧迫することで発症します。若い世代にも多く見られます。

主な症状
・腰から足にかけての鋭い痛み
・片側だけのしびれや痛み
・咳やくしゃみで痛みが強くなる

治療
・炎症を抑える鍼治療
・神経の圧迫を強める筋肉へのアプローチ
・姿勢や身体の使い方の改善指導
により、自然回復力を高めていきます。


■ すべり症

原因
背骨が前後にずれてしまい、神経を刺激する状態です。
加齢によるもの(変性すべり症)や成長期のスポーツが原因のものもあります。

主な症状
・腰痛が慢性的に続く
・立ち続けると足がしびれる
・反る動作で痛みが増す

治療
・骨盤・腰椎の安定性を高める施術
・インナーマッスルの調整
・負担を減らす生活動作の指導
を行い、再発しにくい身体作りを目指します。


■ これらの疾患に共通して大切なこと

画像診断だけでなく、
筋肉・関節・姿勢・動きのクセを整えることで、症状が改善するケースは多くあります。

当院では
✔ 痛みの出ている原因を丁寧に評価
✔ 一人ひとりに合わせた施術
✔ 手術に頼らない選択肢の提案

を行っています。

腰や足のしびれ・痛みでお悩みの方は、早めのケアがおすすめです。
お気軽にご相談ください。

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